創業から60年以上経つ「高谷工務店」は、先代の祖父が一人親方で大工をしていたのがはじまりです。
元々は大工が10人くらいいる、地域では名が知られている工務店でした。ところが時代は映り変わり、多くのハウスメーカーが登場し、私が会社を受け継ぐ直前は仕事の8割が下請け工事を行っている状況に。
祖父が大工で父親が設計士であった私は、物心ついた頃から建築という世界に囲まれ、そして周囲の期待を裏切らず大工の道に進みました。現場で経験を積む中で、違和感を覚えたことがありました。
それは、祖父のころは信頼され尊敬される立場だった大工さんが、どんどん扱いが低くなっていくことでした。
下請けの賃金は安くなる一方で、そのうち家を建てるのにも「いかに安く建てるか」という風潮に…。それではお客さんのことは考えられないし、職人にも適正な報酬が渡せません。
そして家づくりに関わっている設計や営業を担当する人は現場のことや施工のことを知らないことも多くなっています。
業界のそんな状況を打破するべく、17年続けた大工を辞めて、体制を一新し起業することを決意しました。
経営のことは何も知らない一からのスタートは苦労の連続でしたが(笑)、過去に培った経験のおかげで設計と施工のことを知り尽くしているため、フラットな目線で家づくりを見ることができているように思います。
今は工務店時代から付き合いのある経験豊富な大工さんに支えられながら、近隣の地域だけでなく西は鳥取、東は大阪とエリアも拡大中です。
将来は、兵庫県内だけでなく、日本各地どこへでも私が手掛けた家を建てたいと大きな夢を抱いています。
代表取締役 高谷 大輔
社名
株式会社高谷工務店 はだしの家
代表取締役
高谷 大輔
所在地
〒671-2103 兵庫県姫路市夢前町前之庄3126-3
TEL
079-336-0376
資本金
5,000,000円
従業員数
5名(平成30年4月現在)
技術有資格者一級建築士1名、二級建築士1名
営業品目
建築(建築・リフォーム・設計)
土木工事 設計・施工・公共工事(土木・建築)施工
登録
免許許可兵庫県知事 許可(般-1)第462271号
営業エリア
姫路市、神河町、市川町、福崎町、相生市、たつの市、赤穂市、
宍粟市、太子町、神郡町、佐用町、明石市、加古川市、高砂市、
稲美町、播磨町、西脇市、三木市、小野市、加西市、加東市、多可町
曽祖父の時代に遡ると、大工は家業として高谷家で明治後期より代々受け継がれてきました。
1960年(昭和35年)
創業から60年以上の歴史ある高谷工務店は先代の祖父が一人親方で大工をしていたのが始まりです。戦後まもない頃、親戚・兄弟の4人で地元の工務店として、村の人々の暮らしを支えていました。
1972年(昭和47年)
この頃になると、施工件数が増加し、地元の大工を含め7人体制に。地域も兵庫を含め岡山、大阪まで範囲を拡大。
1984年(昭和59年)
現代表の父(先代の息子)は設計建築士として、他社で10数年修行の後、独立し、高谷設計事務所を設立・開業。
2000年(平成12年)
現代表が祖父に弟子入り。学業で建築を習得した後、大工として修行をスタートさせ、現場から設計作業まで建築のいろはを学ぶ。
2016年(平成28年)
現代表、社長就任。事業形態を大幅に改革し、仕入れ・取引先・提携先の拡大、新規営業ツールの導入を行う。新築・リフォーム共に事業を拡大。
2019年(令和1年)
本当に良いものだけを届けたい、という思いで、幼少期から大工時代まで培った木材の知識や経験と研究を生かし、自ら目利きをするため国内・海外へ直接仕入れを行う。はだしで過ごしたくなる家をテーマに、性能の高い高品位住宅や、室温・調湿コントロールなど健康を考えた”はだしの家”ブランドを立ち上げる。
現在とこれから
工務店時代から付き合いのある経験豊富な大工さんに支えられながら、
近隣の地域だけでなく西は鳥取、東は大阪とエリアも拡大中です。
将来は、兵庫県内だけでなく、日本各地どこへでも
私が手掛けた家を建てたいと大きな夢を抱いています。
工務店時代から付き合いのある経験豊富な大工さんに支えられながら、近隣の地域だけでなく西は鳥取、東は大阪とエリアも拡大中です。
将来は、兵庫県内だけでなく、日本各地どこへでも私が手掛けた家を建てたいと大きな夢を抱いています。