耐震・免震・制震

はだしの家では耐震等級3が標準 はだしの家では耐震等級3が標準

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日本では昔から地震が多く発生しています。日本は地震大国なのです。
私たちの知る中でも、
阪神淡路大震災・東日本大震災・熊本地震、と大きな地震が発生しています。

いつ起こるか分からない自然災害の地震に対して、
耐震性は命を守る重要な家の性能になります。
私たちの家づくりは【耐震等級3】を基準にしており、
お客様を地震災害から少しでも守れる家を目指した家づくりを考えております。
いつ起こるか分からない地震に備えて、明るい未来を。

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耐震等級とは?地震に対する段階別の性能

家を購入したり建てたりする際には、耐震性能のランクを示す「耐震等級」という言葉がよく用いられています。
「耐震等級」という言葉についても何となく意味がわかったようなつもりになってしまいがちですが、実際にその意味合いをよく理解できている人は稀なのではないでしょうか。

「耐震等級」とは、住宅性能表示制度および耐震診断により、建物がどの程度の地震に耐えられるかを示す等級で、「構造躯体の倒壊等防止」と「構造躯体の損傷防止」、「その他」の3つがあげられます。
建築基準法の耐震基準を満たせば「等級1」、その1.25倍なら「等級2」、1.5倍なら「等級3」となります。

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耐震等級1

「耐震等級1」は、建築基準法で定められた、建物に備わっているべき最低限の耐震性能を満たしていることを示すもので、震度6強から7に相当する、数百年に一度起こる大地震に耐えうる強度を持つように構造計算されています。2016年4月に発生した熊本地震は震度7でしたが、このレベルを想定したものと考えればわかりやすいでしょう。
耐震等級1であれば、震度5程度の、数十年に一度の頻度で発生する地震に際しては、建物の損傷防止に効果があるとされています。ここで定められた「震度」に幅があるのは、震度という値そのものが、地震の被害状況から定められるためです。実際に生じた地震の性質によって震度も変わってくるため、あくまでひとつの目安として考えるべきです。

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耐震等級2

耐震等級2は、上で示した耐震等級1の1.25倍の倍率の耐震強度があることを示しています。「長期優良住宅」として認定されるには、耐震等級2以上の強度を持たねばなりません。災害時の避難場所として指定される学校や病院・警察などの公共施設は、必ず耐震等級2以上の強度を持つことが定められています。

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耐震等級3

耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍の耐震強度があることを示しています。住宅性能表示制度で定められた耐震性の中でも最も高いレベルであり、災害時の救護活動・災害復興の拠点となる消防署・警察署などは、その多くが耐震等級3で建設されています。

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免震・制震について。

免震・制震という言葉もよく耳にしますが、これらは、耐震とは違う方向から建物を守ろうとするものです。
免震は、建物に入る地震の揺れ幅を軽減し、家の中と建物そのものの安全を守ろうというものです。地震の揺れが建物に伝わりにくい構造を目指すものです。
さらに、制震は建物内部にダンパーなどの「制震部材」を組み込み地震の揺れを吸収するというものです。

耐震等級と何が違うか

柱・耐力壁の配置と直下率。

・柱の直下率 = 2階の柱の下に1階の柱がくる割合
・耐力壁の直下率 = 2階の耐力壁の下に1階の耐力壁がくる割合

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耐力壁の配置と偏心率。

偏心とは、重心と剛心のズレの事をいい、偏心が大きすぎると建物はねじれるようにして壊れる可能性があります。
・重心 = 建物の重さの中心
・剛心 = 建物の強さの中心で、壁の配置の偏りで決まる。

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